犬の「しつけ」と「トレーニング」の違いと、その線引きについて 🐾

2025.04.14

犬の「しつけ」と「トレーニング」の違いと、その線引きについて 🐾

犬との暮らしの中でよく耳にする「しつけ」と「トレーニング」。

なんとなく使っているけれど、この2つ、実は目的やアプローチがちょっと違うんです。

今回は、それぞれの違いと、線引きの考え方についてお話しします!

■ しつけってなに?🏳️

しつけとは、犬が人間社会で安心・安全に暮らすための“土台”をつくること。

一緒に生活していく上で必要な「ルール」や「マナー」を、日常の中で自然と身につけていきます。

たとえば…

  • 落ち着いて過ごせる環境づくり
  • ごはんやお散歩の生活リズム
  • 他の人・犬・音などに慣れる社会化
  • 飼い主さんと一緒にいて安心できる関係性

こんな風に、毎日の生活そのものが「しつけ」につながっています。

■ トレーニングってなに?🎓

トレーニングは、犬と人とのコミュニケーションを深める“会話”や“意思疎通”の手段を身につけること。

しつけで整った土台の上に、トレーニングで「伝える」「理解する」スキルを積み重ねていきます。

たとえば…

  • トイレの場所を教える
  • 「おすわり」「まて」などの合図を伝える
  • 飛びつかない・吠え続けないなど、望ましい行動を覚える
  • 一緒にお散歩できるように、引っ張らずに歩く

つまり、“具体的な行動を愛犬に伝わるように教えること”がトレーニングの中心です。

■ 「しつけ」と「トレーニング」の線引きって?🔍

違いを簡単にまとめると…

  • しつけ:暮らしの中で自然と身につくもの。環境や日常の中で理性・自制心を育てる。
  • トレーニング:行動に対して教えるもの。人との会話としてコミュニケーションを築く。

つまり…

  • 「教える」ことが中心 → トレーニング
  • 「暮らしの中で育てる」ことが中心 → しつけ

どちらか一方では成り立たず、しつけとトレーニングはお互いを支え合う関係。

うまくバランスをとりながら、犬との暮らしをもっと豊かにしていきたいですね♪

ご質問や「うちの子はどっちが必要?」など気になることがあれば、お気軽に聞いてくださいね!✉️

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